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空き瓶

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男酒・女酒

「銘醸地に名水あり」

江戸後期から言われだした言葉です。

日本には山が海に迫った地形が多いために軟水が多く、
飲み水には苦労しません。

酒造りのためには発酵の進行に適度な硬水が必要でした。

お酒の着色や香味の劣化の原因となる
鉄やマンガンが少ないことを重視していたからです。


昔の酒造家は酒造りに適した水を探すのに苦労したようです。


現在では、醸造技術が飛躍的に進歩し、
どちらの水を使っても、発酵を精密にコントロールすることができるようになったため、
辛口・甘口を造り分けられるようになりました。



酒どころの伏見の伏水、灘の宮水は鉄分が極端に少ないことが特徴です。


伏見(京都)の酒は中硬水を用い、比較的長い期間をかけて発酵させています。

このため酸は少な目、なめらかで、
きめの細かい淡麗な風味を産み出してきました。



◆「京都伏見の酒」都鶴・山田錦特別本醸造「極辛」 1800ml 本醸造酒 15度 都鶴酒造 京都府産





灘(兵庫)の酒はミネラル分が多い硬水を用いるため、比較的発酵期間が短く、
やや酸の多い辛口タイプの酒でした。



灘の酒飲み比べセット白鷹 宮水の郷(生もと) 剣菱 極上(山廃)



また、伏見の酒は「京料理に合う酒」として洗練されていったのに対し、
灘の酒は江戸の人々の嗜好に合う「江戸送りの酒」として

次第に用途が分かれていきました。




こうしたことから、かつては伏見の女酒に対し灘の男酒と呼ばれたそうです。


甘いも辛いも、好きなように呑み分けられる現代は
素晴らしいです!

めでたしめでたし

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なぜ灘の酒は「
男酒」、伏見の酒は「女酒」といわれるのか
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男酒女酒

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